WCAN2013 Autumnに参加してきました。

振り返り。振り返り。秋は毎年恒例の選択セッションでした。

ライトニングトーク 
WEB暦半年!?プログラムド素人の僕がThere.jsを使って3D描画にチャレンジしてみた

javascriptでこんなこともできるんだという感じでした。これまで事あるたびに触ってきたjavascriptですが、その実体をつかめてないのが現状です。この続きは後ほど。

session1
制作効率を劇的にあげる最高のツール

今制作からは遠ざかっていますが、どのようなツールがでているのかが知りたく選択しました。

制作効率を考える前に

ウェプの進化というサイトが紹介されました。デバイスや技術の多様化で構築に時間がかかる中で、WEB制作者に求められているものは本当に多いです。その中でいかに作業時間を短くしてよりよいものを作り上げていくかということで、いくつかのツールが紹介されました。

セッションの後半の

作業を効率化しようとする取り組みを多くの人がしようとしない

というコメント。本当にみみが痛いです。あれ?どこかで聞いたことがあるようなないような。ここ深く考えるとこではありません。

さらに質疑応答が収穫でした。

(セッションで紹介されたツールは英語ばかりでしたが)どこで情報をえているのですか?

毎週メルマガでそのような最新情報が届くようにしている。フィルターを通した情報って大切。

session2
広告業全体からみる、WEBの立ち位置と未来。 【これからのWEB制作者に本当必要なスキルとは?】

聞いていて楽しいセッションでした。近年はマーケティングにかける費用割合が増え、制作: マーケティングで見た時の比率が1:6ということになっているそう。
スピーカーの前川さんがとりくまれた事例が紹介されました。内容の公開はNGということです。
本当にチームの役割分担ができていて「おもしろいもの」を作ろうという思いが後から後から伝わってきたセッションでした。

session3
ディレクター、デザイナー向けのJavaScriptの話

事あるごとに触ってきたjavascript。何者であるか・何ができてなにができないのか当てずっぽに触ってきたので選択。
前半は、Googleの記念日ロゴは実はcssとjsでできているという話でした。
そういうことをみたり、他のページの作りを見て観察するためにも各ブラウザの「開発者ツール」を使いこなすことはこれからWEB製作者に取って大切なことではないか。
確かに。ブラウザでソースを見ることはたまにあっても開発者ツールってなんか敷居が高そうで・・・。また見ていくようにしていきたいです。

学ぶべきことはたくさんある

FBのOGP の話だったり、Ajax(非同期通信)の話だったり。そういうことを基本(HTTPのしくみとやら) に立ち帰りながら進めていくとよい。

session4
地域密着で仕事をするためにしてること

セルフブランディングをしっかりする

今年2月のCSS NITE ともつながる話でした。やっぱり詰まるところはそこなんですね。何ができて何ができないか、何が好きで何に興味をもとうとしているか。それを周りだったり、地域にアピールしていく。それを続けて初めて信用だったりにつながっていく。うむ。

まとめ 情報収集のヒントをもらえたような

もうWEBの世界は技術進歩が早くて何が何だか ではなくてどうしたらその早さの部分を補えるのかを順序だてて考えようよというヒントをもらいました。


WCAN 2013 Summerに参加しました。

前回は参加できなかったので、半年ぶりのWCAN。振り返ります。

ライトニングトーク

入社一年目 私の勉強法

一番響いた言葉が「アウトプットするつもりで読む」。
さっそく実践しているつもりです。

本当のアダプティブデザイン

アダプティブデザインという言葉を初めて聞きました。1セッションとして聞きたかったです。

モバイルコンテンツデザイン 設計から実装までのデザインプロセス

スマホやタブレット向けのサイトは未経験だったので、ポイントをつかむ感じで聞いてました。スマホは外出先でみることが多いため、デザイン側は「どこでどういう場面で使われるか」を常にチェックしそれをデザインに反映させることが求められるようです。短い期間で開発するアジャイルと呼ばれる手法が要求されるため、デザインにはパターンとガイドラインが欠かせないそう。

一つなるほどと思った話を。スマホ用のアイコンを作る際にひらがなの「あ」の字をあててみるという話を受け、質疑応答でどうして「あ」の字なのかという話がでました。回答としては、『全体にわたって線があり直線と曲線で構成されている。「の」でも「た」でもないね』というものでした。

ハイパフォーマンス・Webフロントエンド

各地で話題のセッションでどんな内容だろうと思って聞き始めたら、ページの読み込みにかかる時間の話でした。接続速度が速くなったら速くなったで読み込み時間の長短で判断されるから、そこをどうするという話でした。時間にして何ミリ秒の話。Googleのアナリティクスで[サイトの速度]を開くといろんな[提案]が見れるそうです。途中はよく理解できなかったのですが、cssで角丸を表現するときも結構負荷がかかるそうで、cssではなく角丸は画像を当てるのもありだよという話も出ました。こうしたことを開発エンジニア自身が調べ実装する上で専門的に見ていくセクションもあるという話には驚きました。

Co-Creative時代の企画・ディレクション

ディレクションの話でした。聞いていて楽しかったです。登壇者の阿部さんから発せられる言葉からなにか見えないかと思い、必死に言葉をタイピングしていました。印象的だった言葉をいくつか。

作るものはページだけじゃない
10代・20代の価値観
みなさん不健康ですね!
主役は消費者 そこに合わせていく
認識を変えるのではなく、現実を変える事が重要
企業の課題はなんですかーと聞いてみよう
広告予算からマーケティング予算へ
そもそもクライアントからの与件は正しいのか 見えるか
形式張ったものじゃなく、熱を共有できる最適な形で話し合おう。

全体を振り返って

どのセッションも「基本・そもそもにたちかえって」という話で、そこがよかったです。この気持ち忘れないようにしたいです。