「バスだけで」伊勢中川→伊勢

”バスだけで”名古屋から賢島 4回目 今回は伊勢中川から。1回目 2回目(UPなし) 3回目

やらきゃした。



朝うだうだしてたら、乗るはずの近鉄特急に乗り遅れ。伊勢中川から乗る予定のパスに乗れなくなった。さあどうするか。スマホとにらめっこして導き出したは徒歩。2キロ弱。1本目のバスから2本目のバスの乗り継ぎが1時間弱あることが幸いした。


グーグルマップに目的地なんとかいれ、伊勢中川駅から「豊地」まで歩く。グーグルマップのナピ機能を使うのははじめてだ。


バスがあった!

また・・・あと半分?

駅前からぐにゃぐにゃしたが基本一本道。頼りはグーグルマップのみ。ヒヤヒヤしながら進む。


ついた。バス停のなさそうなところにバスが止まっている。この時は本当にうれしかった。発車時間よりだいぶ早いので、乗ってよいか確認して乗車。発車し、当初1時間待つ予定だったところを通過する。見事に何もない。もしスケジュールどおりだったら、ここで自分はしていたのだろうか。謎である。


電源騒動


これもあるある。グーグルマップにお世話になったから携帯の充電が少なくなった。モバイルデータ通信を切って充電。何もすることがない。流れる風景を見るがどこか上の空。外出先では、モバイルデータ通信を切ったスマホは文鎮にすらならないとか誰かがいってた。

松阪城が見えてきた。ここによるかも迷ったけど先があるので今回はパス。

1時間半もある 1時間半しかない はじまりは前者でおわると後者というのが世の常。後悔はしたくないからといっても時間は有限でいつまでもあると思うななんたらとなんたら。

この1時間半の間に神の手である近鉄にのって2駅行って次のバス停まで歩かないかんわけだから。荷物整理がおわたら電車にのらないかんわけだ。松坂牛の駅弁が無性に気になるふりを漂わせながら、JRの改札を抜ける。JR線にかかる跨線橋を渡ったら、近鉄戦ののりば。

神の手なう!電車二駅

おりた。駅前は駅前な感じ。歩いて、国道42号に出る。ちょっと時間に余裕がある。ingressをなぜか立ち上げる。目の前の郵便局のポータルはキーが全部刺さっていて攻撃はできないらしい。記念にハックしておく。ただそれだけ。


櫛田郵便局
これから橋を渡ります

橋をわたる。特別寒くはない。しばらく歩くとバス停をみつける。乗車予定のバスもはやばやスタンバイ。乗せてもらう。運転手とはなすと以前は松坂駅から伊勢市駅に向かうバスが出ていたそう だが、客が少なく短縮されたらしい。


バスが発車して、スマホでうだうだしているとこのフレーズが思い浮かんだ。

んんばえ

洋楽のフレーズだが、曲名が重い浮かばんというところで伊勢市駅に着いた。

ここで昼だが、英虞湾は船にのってクルーズができるらしい。クルーズの時間がいまいちなので今回はここまで。


昼からは伊勢神宮に行ったらしい。


国道23号 終点

"バスだけで"亀山→伊勢中川

おはようございます。今日バスだけで賢島へのシリーズ第三弾です。前回亀山まで行ったのでまず亀山まで電車で向かいます。

そうです。行ってきたんです。前々回の模様
前回は行ったのですが、ブログ更新してませんでした。亀山駅まで行ってました。

関西線なんとか座れました
ああやらかした マナカで入場してしまた。四日市までなのに

名古屋から関西線で亀山に。改札でmanacaが使えるのは、四日市までということに気がついたのは亀山に着く直前。改札でその旨を伝え、出札。

道中日光でものすごく暑く、とりあえず駅前の喫茶店へ。喫茶店をでると小雨まじりの天候。次のバスまで時間はわずかだか、亀山城址に向かうも途中で時間切れ。亀山駅に帰る。

椋本というとこまで 小雨が 大杉があるとか

前日の天気は、晴れであったかい。どこがそうなのという天気。あっここ名古屋ちゃう。天気に学生時代を思い出す。

杉ではなく大ムクらしいです

なにも考えずにツイートしてしまいました。少し小さめのバスで森を越え。大椋につき、スマホの地図を頼りに“椋本の大ムク”へ。

えっここ?とても太い木。樹齢1500年以上らしい。その後ろに広がる風景ー田畑と山 


こういう風景が好きだ。構図を考え撮影。

再び、バスに乗る。少しずつ開けてくる。空は明るかったり、薄暗かったり。流れる風景を楽しみたいのだが、スマホの充電やらいろいろやっているととあっという間に津駅に。


とりあえずおりて、近鉄の窓口でマナカの退場処理をしてもらう。バスで三重会館へ。いろんな支社が集まっているとこらしい。


ここで昼休憩。津といえば天むす発祥の地。発祥の店を探すとすぐに見つかった。千寿さん。もともと天ぷら屋だったのだが、まかない飯として天むすを出したことが発祥らしい。




お腹も膨れたところで散策。津城址へ。戦国時代に築城したものの寛文2年(1662年)に大火にあいその後再建されずに今に至るという。日本庭園を横切って赤い門が見えた。近づくと昔ここに藩校があり、廃校になったのち師範学校などがあったこと。戦火を免れ、残った「入徳門」だった。



春はもうそこ

春はもうそこ


30分強歩いただろうか、お茶を買い、少しベンチで休む。次のバスの時間が近づいている。


動く

ひさしぶりにお茶を現金で買ったような気がする。小銭が溜まってきた。スーパーで食料品とかを買いだすとまた違ってくると思うがコンビニとかでもマナカを使うから小銭管理能力が落ちていることは確からしい。かといって実際のレジで後ろに人がいると申し訳ない気がするし。ただ便利になるだけがいいことなのだろうか。そんなことを考えていたら、松阪市に入っていた。津の街街した風景から田畑や路面店がぽつぽつある風景へ。

バスを降り、近くに神社があるというので行ってみた。行ってみたが、社殿にはシャッターが・・・。残り時間はたっぷりあるが、次のバスがくるであろうバス停へ。

松坂市に入ってきました。畑ばかりです あと近くにココイチがあるのでその匂いをかぎなからあと5分バス待ちですね。

ココイチの匂いはすごい。ぼぉーとしていたら、ワゴン車がきてドアを開けてくれていた。細い道を迷うことなく右へ、左へ。途中、北海道の名付け親松浦武四郎さんの記念館があった。機会があったら行ってみたい。


駅入口

伊勢中川駅で今回は時間切れ。


近鉄で名古屋まで。どこまでも続く田畑の風景にこれまで行ったことのあるところとは違う感じを感じる。大草原の小さな家ではないが、はての見えない風景が自分が住んでいるところの近くにあるってことに驚いた。バスで松阪市に入った時もそんな風景だった。東海3県といつも聞くが、地域地域で風景も多分そこからくる雰囲気みたいなのも違うのだろう。いろいろなところに行くことでそういうことも味わえたらと思う。

参考
toppy.net
いちご大福と天むすを生んだ街 津・だいたて
wikipedia 
津城


“バスだけで”名古屋→桑名

久々にバス旅。名古屋から三重の賢島を“バスだけで”行こうという企画の第一弾。名古屋から桑名まで行ってきたので。

寝坊した!

目が覚めたのは出発の30分前。朝ごはんを食べずに出発。こんなこと初めてだ。食べずに行くという選択もあったのだが、結構歩く予定を立てていたのでご飯ぬきはマズイだろうと。名古屋駅について食べやすいものをと探すが、早朝のため品薄。おにぎりとチロルチョコ×5が一番食べやすそうだと判断して金時計の前で一枚。



おはようございます。今日も名古屋駅からスタートです 横写真失礼します

一本目、東海橋ゆきに乗車。7時前だというのに結構人が乗ってる。しばらくしておにぎりとチロルチョコを食べる。中川運河にそって南へ南へ。車窓を眺める暇なく食べる。食べ終えゴミをまとめ終えたら終点。久々に7時台に街を歩く。車がもういっぱい動き出している。次のバスは河合小橋ゆき。これで名古屋市を抜ける。風景が街から川を超えるたびに畑が見える風景に変わっていく。走っている道路も片側一車線になる。車内のお客さんも少なくなり終点へ。

バスをおり弥富市へ入るべく歩きはじめる。通学生も行き交う。自転車の早さに警戒し立ち止まるも自転車は車道をゆく。平日朝のこんな時間にのほほんと市境をこえる人間普段はいないだろう。いつもの朝にお邪魔しますという感じで弥富市へ。


日光川を渡り弥富市へ

えっ?

川岸の道路の川と反対側の路肩にしかバス停がなかった。事前に調べたら南に向かうバスにのるはずだがバス停がない。予想と違うが、バス停がある場所に止まるはずだと思っていたが・・・。

乗車予定時刻に反対車線をバスが走り去った。バス停に書いてある弥富市役所に電話をする。次の弥富駅での接続時間も短い。また後日を覚悟した。バスが通過して20分後役所の人が迎えに来てくれた。ほんとうに助かった。ほんとうにありがたかった。帰宅後改めて電話でお礼した。

バス停が片方にないと思っていたらバスが通り過ぎた 役所に電話したら弥富駅まで送ってもらえぎりぎりで乗り継ぎのバスに間に合った。ただ感謝

木曽岬町営のバスに乗る。お茶がなくなり始めてこの先お茶は買えるかが心配になってあまり車窓が楽しめなかった。ただの住宅地なのにニュータウンというバス停が。運転手に「この先おみせはありますか」と聞くと「あります」と答えてくれた。終点にあったのは和菓子屋。確かにお店だ。隣に自販機があった。水分補給をして橋越えに。

階段を上ると車がびゅんびゅん走る国道23号の歩道にでた。今日の山。無事木曽川を越えられるのか。とりあえず歩く。はたしてどれだけの人が橋を歩いて渡るのだろうか。

橋の3分の1をきただろうか。立ち止まりたくなり撮影タイム。いつもは遠くに見えている山も迫って見える。木曽川を渡れるのだろうかと来たが、このまま渡れそうだ。渡れなきゃ、“バスだけで”賢島まで行けやしない。



名四の橋を歩いて渡り、ドライブインがあったので休憩中 今日の山を越えました

渡り終えたところでドライブインがあって休んでいくことに。カップコーヒーに癒やされる。

宮の渡し

ドライブインで休んだ後、23号のガードをくぐり宮の渡しの跡に向かう。ガードを潜ってもなかなか川沿いに出られる道がない。おそるおそる道を進む。どうやら、川沿いの道に通じたようだ。



どうやら、宮の渡しと言っても長島につくルート・桑名につくルート・もっと北を通過するルートがあるらしい。この“バスだけで”名古屋→桑名でも木曽三川公園ルートがあるとのこと。日を改めてトライしてみたい。


パス停求めて

バス停求め歩くこと20分 ようやくありました あっカード忘れた。今日最後のバスです

撮影が終わり再び西へ。ここで乗れるだろうというバス停にきても調べた時刻のバス表示がない。揖斐・長良川の橋のたもとにまわり東に歩くとあった。バス停を探すのだけで20分ぐらいかかった。

バスに乗って桑名駅へ。まだ昼だが、今回はここまで。忘れてきたと思い込んでいたバスカードが帰って財布見たら出てきた。当日わすれないように財布に入れてたのを忘れるという。

はまぐり定食!

桑名といえば、はまぐりだろうと思って、駅近くの「はまぐり食道」へ。
はまぐりご飯にはまぐりのフライ・はまぐりの吸い物。

はまぐりのフライを初めて食べる 美味 食べ始めてレモンに気づく そんなもん また食べたいんです

写真撮り忘れた・・・orz

半日だったけど・・

あっという間に名古屋へ バス旅史に残るぐらいいろいろありました

寝坊事件・乗り遅れ事件・・・半日だったけど結構いろいろあった。桑名からは近鉄に乗り帰名。朝から乗り続けたルートをたった20分で戻る。次回はどうなることやら。

最後に

今回乗った路線とルートを。

発バス停名 発時刻 着バス停名 着時刻
名古屋駅 6:46 東海橋 7:11
東海橋 7:23 河合小橋 7:48

(車による移動 以下、乗る予定だったバス)

発バス停名 発時刻 着バス停名 着時刻
善太橋西  8:21  近鉄弥富駅南口  8:51 

以下、乗れたバス

発バス停名 発時刻 着バス停名 着時刻
近鉄弥富駅 9:07  上松永  9:33  
南長島   11:14 桑名駅前 11:28

「バスだけで」郡上八幡→高山

6月初旬「バスだけ」で高山にいってきた。名古屋から美濃までは去年乗ったのでその先ということになる。が美濃から郡上八幡までの区間のバスはややこしいので郡上八幡以北と決めていた。そんな計画をしている間にテレビで名古屋から能登半島までを「バスだけ」でいく企画がやっていた。もともとこのシリーズをパクったので、今回の旅でも大いに参考にした。

前日

前日の夜、日程表ができているものだとパソコンを開くと日程表はできていなかった。見立てはついていたので急いで日程表を作成して荷造りして翌日に備えた。

予定より早く目が覚めた。ZIPを聞きつつリクエストを送ってみたがかからなかった。いよいよ出発。

おはようございます。今日は郡上八幡からバスを乗り継ぎ高山に行きます まずは長良川鉄道に乗るため美濃太田に向かってます。

自分一人だけが旅気分で、まわりは普通の月曜日。いつもは家で聞くラジオを聞きながら北へ。美濃太田着。乗り換え時間に余裕があったけど買い物をしていたので時間ギリギリ。なんとか切符も買え、長良川鉄道に乗れた。ここまででお腹いっぱいなのに、まだ旅は始まっていない。郡上八幡で降りたかったが、乗り換え時間が少ない上に改札にいくまでに階段を昇り降りしなくてはいけないので、先回りして自然園でおりることにした。


バス乗車。高山まで90キロ

いよいよ、今日の旅が始まった。国道156号を北へ。長良川鉄道からお手洗いに行きたくて仕方なかった。でも後がない。とりあえず我慢。

北濃通過

長良川鉄道の終点を越えてまわりは高原風景。スキー場もある。家族でも何回も通ったが、このへんの風景が堪らない。きれいだ。途中下車したいが、後がない。牧戸に着いた。ここで3時間半強待ち。

とりあえずお腹がすいた!

普段、バス旅でプランを立てるのと同じぐらい大変なのがランチの場所ぎめ。しかし、今回は違う。テレビで同じルートをやってたのでそれをただスライドさせるだけ。というか、田舎なので食べ物屋があるかが怪しい場所だった。そこで食べ物屋を探す手間が省けたので助かった。ありがとう。テレビ東京さん。


入ったのは、蕎麦正(そばしょう)。店頭の水車が雰囲気を醸す。一言で言えば何もかもがよかった。店に入ると靴を脱ぐんだが、スロープがついてた。席に通されるとテーブル席。おそらく改装されたのではないかと思う。靴を脱ぐ時点で座って食べることを覚悟していたのに。テーブルについてからの窓からの景色にまた感動。川と山。こんなコントラストを目の前に食べていいのだろうか。


食す。



まず出てきたのは、すったて汁。お通し的に出た。豆乳系。美味。全部食べ終え、「お金払ってもいいからもう一杯」とせがんだが、あっさりと「数量限定ですので」と。蕎麦も歯ごたえがあった。天ぷらもうまい。今度は親と一緒に・・・。幸せ気分で店を出て、ペットボトルに水を汲む。きれいな水。きもちいい。



店を出て・・目に入ったのはこれ。


看板「ネギ・大根劇場」

ネギと大根が植わっているからネギ・大根劇場。畑を見て次に思いついたことは、この光景を花咲かタイムズの推しタビでアジアンのお二人にいじってほしいということ。きっとあのお二人なら、ネギ・大根劇場を演じてくれるに違いない!ということで



すみません。今回のレポート告知はハッシュタグ祭りします。


畑を20分ぐらいあるいただろうか。


水車

荘川の五連水車 五連水車としては日本最大


道の駅的な建物にきた。以前、家族とそばを食べに立ち寄ったところだ。大きな水車。資料館があるが月曜日休み。今度から出かけるときは月曜日をはずそう。



いくら時間があるとは言ってもそろそろ引き返そうか。川をわたって川岸の道を歩く。川の音しか聞こえない。本当にのどかだ。田んぼが見えてきた。



バス停に戻ったのは出発30分前。歩きっぱなし疲れた。バス停でおとなしく座っておこうとしたが、一軒の民家を発見。「喫茶」と書いてあるじゃないか。吸い寄せられるように入ると・・・


やや、中国風の内装。何を頼もうか迷ったが、コーラを頼むことにした。お菓子も出してくれた。聞いてみると荘川の雰囲気に魅せられて大垣から越してきて店を最近店を開いたとのこと。お庭もきれいに手入れされていた。またきたい。


とうとう、高山行きに乗る時間が来たが、バスは遅れてきた。バスが頼りなのでちょいとハラハラ。1時間強風景を見ながら、ケータイを触りながら、ラジオを触りながらいつものことを。


美濃から飛騨へ
パスポートは不要だった

荘川の手前で飛騨に入ったのだろうと思うのだが、一言で言えばそんなにハードルを感じずに飛騨の風景になっていた。飛騨にあまりいったことはないのだが、名古屋からみていると美濃と飛騨の違いって相当大きい。田舎とか都会ではない。多分雪深いとかいう表現からくる深いという表現が飛騨には合うのかなと自分は思う。とにかく飛騨は深いというイメージがある。美濃と飛騨の境をバスで通ってみると、風景はごく自然に美濃から飛騨に移行していった。少なくとも、国道158号線はである。ひるがの高原の風景がそのギャップを埋めてくれているのではないか?これがせせらぎ街道や国道41号ならそうはいかない。せせらぎ街道だったら明宝、41号なら美濃加茂をすぎたあたりから急に山“深く”なる。そういうことを知っているから今回の郡上から荘川に抜ける国道158号線での美濃から飛騨に向かう過程のスムーズさは新鮮だった。多分そういうことなんだろうと思う。

高山到着

16:10高山到着したはいいが、30分後の高山線特急で帰る計画をたてていた。駅前の喫茶店でお茶してだから余裕だろうと思ったが、時間におわれてしまうはめに。観光地ではゆっくりしてというのが鉄則らしい。結局特急がおくれて10分遅れで高山をでたが。

当初の予定では、名古屋・高山間を「パスだけで」いく計画だったが、なんか高山以北もいってみたくなった。また秋か来年。


「バスだけで」郡上八幡→高山

6月初旬「バスだけ」で高山にいってきた。名古屋から美濃までは去年乗ったのでその先ということになる。が美濃から郡上八幡までの区間のバスはややこしいので郡上八幡以北と決めていた。そんな計画をしている間にテレビで名古屋から能登半島までを「バスだけ」でいく企画がやっていた。もともとこのシリーズをパクったので、今回の旅でも大いに参考にした。

前日

前日の夜、日程表ができているものだとパソコンを開くと日程表はできていなかった。見立てはついていたので急いで日程表を作成して荷造りして翌日に備えた。

予定より早く目が覚めた。ZIPを聞きつつリクエストを送ってみたがかからなかった。いよいよ出発。

おはようございます。今日は郡上八幡からバスを乗り継ぎ高山に行きます まずは長良川鉄道に乗るため美濃太田に向かってます。

自分一人だけが旅気分で、まわりは普通の月曜日。いつもは家で聞くラジオを聞きながら北へ。美濃太田着。乗り換え時間に余裕があったけど買い物をしていたので時間ギリギリ。なんとか切符も買え、長良川鉄道に乗れた。ここまででお腹いっぱいなのに、まだ旅は始まっていない。郡上八幡で降りたかったが、乗り換え時間が少ない上に改札にいくまでに階段を昇り降りしなくてはいけないので、先回りして自然園でおりることにした。

バス乗車。高山まで90キロ

いよいよ、今日の旅が始まった。国道156号を北へ。長良川鉄道からお手洗いに行きたくて仕方なかった。でも後がない。とりあえず我慢。

北濃通過

長良川鉄道の終点を越えてまわりは高原風景。スキー場もある。家族でも何回も通ったが、このへんの風景が堪らない。きれいだ。途中下車したいが、後がない。牧戸に着いた。ここで3時間半強待ち。

とりあえずお腹がすいた?


 

普段、バス旅でプランを立てるのと同じぐらい大変なのがランチの場所ぎめ。しかし、今回は違う。テレビで同じルートをやってたのでそれをただスライドさせるだけ。というか、田舎なので食べ物屋があるかが怪しい場所だった。そこで食べ物屋を探す手間が省けたので助かった。ありがとう。テレビ東京さん。

入ったのは、蕎麦正(そばしょう)。店頭の水車が雰囲気を醸す。一言で言えば何もかもがよかった。店に入ると靴を脱ぐんだが、スロープがついてた。席に通されるとテーブル席。おそらく改装されたのではないかと思う。靴を脱ぐ時点で座って食べることを覚悟していたのに。テーブルについてからの窓からの景色にまた感動。川と山。こんなコントラストを目の前に食べていいのだろうか。

食す。

まず出てきたのは、すったて汁。お通し的に出た。豆乳系。美味。全部食べ終え、「お金払ってもいいからもう一杯」とせがんだが、あっさりと「数量限定ですので」と。蕎麦も歯ごたえがあった。天ぷらもうまい。今度は親と一緒に・・・。幸せ気分で店を出て、ペットボトルに水を汲む。きれいな水。きもちいい。

店を出て・・目に入ったのはこれ。

ネギと大根が植わっているからネギ・大根劇場。畑を見て次に思いついたことは、この光景を花咲かタイムズの推しタビでアジアンのお二人にいじってほしいということ。きっとあのお二人なら、ネギ・大根劇場を演じてくれるに違いない!ということで

すみません。今回のレポート告知はハッシュタグ祭りします。

畑を20分ぐらいあるいただろうか。道の駅的な建物にきた。以前、家族とそばを食べに立ち寄ったところだ。大きな水車。資料館があるが月曜日休み。今度から出かけるときは月曜日をはずそう。

いくら時間があるとは言ってもそろそろ引き返そうか。川をわたって川岸の道を歩く。川の音しか聞こえない。本当にのどかだ。田んぼが見えてきた。少し遅い田植え。

バス停に戻ったのは出発30分前。歩きっぱなし疲れた。バス停でおとなしく座っておこうとしたが、一軒の民家を発見。「喫茶」と書いてあるじゃないか。吸い寄せられるように入ると・・・

やや、中国風の内装。何を頼もうか迷ったが、コーラを頼むことにした。お菓子も出してくれた。聞いてみると荘川の雰囲気に魅せられて大垣から越してきて店を最近店を開いたとのこと。お庭もきれいに手入れされていた。またきたい。

とうとう、高山行きに乗る時間が来たが、バスは遅れてきた。バスが頼りなのでちょいとハラハラ。1時間強風景を見ながら、ケータイを触りながら、ラジオを触りながらいつものことを。

美濃から飛騨へ
パスポートは不要だった

荘川の手前で飛騨に入ったのだろうと思うのだが、一言で言えばそんなにハードルを感じずに飛騨の風景になっていた。飛騨にあまりいったことはないのだが、名古屋からみていると美濃と飛騨の違いって相当大きい。田舎とか都会ではない。多分雪深いとかいう表現からくる深いという表現が飛騨には合うのかなと自分は思う。とにかく飛騨は深いというイメージがある。美濃と飛騨の境をバスで通ってみると、風景はごく自然に美濃から飛騨に移行していった。少なくとも、国道158号線はである。ひるがの高原の風景がそのギャップを埋めてくれているのではないか?これがせせらぎ街道や国道41号ならそうはいかない。せせらぎ街道だったら明宝、41号なら美濃加茂をすぎたあたりから急に山“深く”なる。そういうことを知っているから今回の郡上から荘川に抜ける国道158号線での美濃から飛騨に向かう過程のスムーズさは新鮮だった。多分そういうことなんだろうと思う。

高山到着

16:10高山到着したはいいが、30分後の高山線特急で帰る計画をたてていた。駅前の喫茶店でお茶してだから余裕だろうと思ったが、時間におわれてしまうはめに。観光地ではゆっくりしてというのが鉄則らしい。結局特急がおくれて10分遅れで高山をでたが。

当初の予定では、名古屋・高山間を「パスだけで」いく計画だったが、なんか高山以北もいってみたくなった。また秋か来年。