もうすぐ閉店になるコーヒーショップで

もうすぐ閉店になるコーヒーショップで、渡辺哲雄さんの『続 老いの風景 人生を味わう』を読んだ。中日新聞で連載された短編小説をまとめたもので『老いの風景』の本としては4冊出ている。前から本の存在は知ってた。よく説明はつかないけど、このタイミングで少し触れてみようと思った。思い出のつまったもうすぐ閉店になるコーヒーショップで。

最近は便利でyoutubeアプリでピッと押せばそのまま曲を再生してくれる。最初は自分の気分で曲を選ぶだけ。途中で気分が変わったらその時に浮かんだ曲を検索窓にいれてを繰り返せばいい。このへんは個人差は意見ですの世界になるわけで。

コーヒーを飲んで読み始めたけど、少し多めに頼んだコーヒーが進まない。胸が少し締めている。思い出したのは、子どものときの祖父母と同居したこと。スマホはないし、今のような“あんしんネット”のようなサービスもない。いざことが起きれば、たえず不安で・・・。

家庭のなかで、病院のなかで・・・いろんな場面での1コマが書かれてあって読み終わるたびに考えさせれた。浅く息継ぎをするような感じで。気がついたら、そろそろの時間になった。

毎日毎日流れてくるニュースとかやりとり。生きていると、その歳ごとに考えなきゃいけないことが少しずつ違ってくる。それがなんとなくわかる。時にはすぐそこにありそうなものを遠回りしてやりすごせなきゃならない場合もある。

最近のZIPFMの朝の番組“ピーチー”でリスナーからの便りに対して、ナビゲーターの橋本さんは一言「人と向き合っていくことなのかなと思います。」と言ったことが自分のなかで残っている。具体的になにがどうでとかかかないけど。

思い出と呼べる思い出があったのかと聞かれると自信がないけど、思い出がつまったコーヒーショップで過ごす時間はあっという間だった。あじけなく、いつものように帰りじたくをする。すがすがしくコーヒーショップを出れた。

いろんなものですませられたけれど、なんとなくこのブログに残しておきたくて。


TSUTAYA 上小田井店

手にとって聞きたいCDがいつものTSUTAYAにない。アプリの在庫検索の下にあるMAP検索をタップ。適当にあちらこちらいってみるとお目当てのCDはTSUTAYA上小田井店にあるらしい。前もいったなあ。

ふと、「TSUTAYA 上小田井」でツイッター検索をしてみる。TSUTAYA行くだけなのに、普段そんなことしないのに。そうすると、検索画面のTLからなんか「やばそう」ということがうかがいしれた。これは覚悟しなくては。お目当て以外の散財も覚悟しなくては。
行ってみた。

行ってみた。

先に言っとくと撮影はしたのだが、撮影はNGだったので。

店内に入ると書籍コーナーがぱっと目に入る。それも気になるけどレンタルCDコーナーへ。最初は洋楽。なんでもありそう。4月22日らへんのレコードストアデーを思い出す。自分の場合曲はすっと入るのだが、曲と曲名とアーチストの一致がいまいちなんで、感覚が違うと思うが、レコードストアデーのときはどこになにがあるかわからないCDの山を皆が必死に探してた。お目当てのものがあるのか、はたまた一期一会を探しているかはよくわからなくそこは30分ぐらいで退散したんだけど。そんなことを思い出していた。探せばなんでもある感じ。フュージョンやジャズも同じく。JPOPもなんでもある。一列笑ってしまうような棚があったのだ。古い感じの曲。写真のみ掲載して、「これってそそるでしょ」みたいにちらっとのせたかったのが、それもできない。DVDコーナーに行ってみる。ちらっとみただけだが、連続ものの揃えがとてもよかった。

しかし、まーなんでそろえがいいの?

実は、あるスポーツチェーン店のあとにTSUTAYAがそのまま入ったという感じなのだ。店内をあるけば運動になる。広いから30分ぐらいで息切れを起こしてしまった。

深まる秋・冬のはじめに音楽的ななにかに浸りたい。そんなそこのあなたにおすすめの場所だ。