radio-iから得たもの
もうすぐradio-i閉局から1ヶ月半がたつ。radio-iの閉局を聞いてからの3ヶ月・閉局前日・閉局の瞬間・・・聞いて楽しむ事が目的じゃなくてただ単にがむしゃらに聞く事(いい表現が思いつかない・・・)が目的になってしまっていた。少なくとも自分が死ぬまではずっとrado-iがあるものだと思っていたからそのショックはとても大きかった。
そもそもそのショックってなんだろう。閉局から時間が経った今でも「これ」と簡単に言うことはできないけど今思ったことを書いてみようと思う。
私が思うにradio-iは「日本人が好む洋楽」を流し続けていたような気がする。洋楽は日本語で歌っていないから聴いただけでは歌詞に感情移入する事は私はない。それが洋楽のいいところで、どんな洋楽でも通用する気がしていた。でもあるとき私の心に響かない洋楽を聴いたことがある。その時「日本人が好む洋楽」ってあるんだと思った。radio-iの選曲はいつも「日本人が好む洋楽」だった。
その中でクリス・グレンさんの選曲は私にとって最高だった。もともとZIPのナビゲーターだったがZIP時代のクリスさんの事はよくしらない。かかる曲かかる曲が「日本人が好む洋楽」ばかりだった。平日家にいるときはクリスさんのPM-iきいて佐野えりさんの番組聞きながらパソ子さんの前にむかっていろんな事をしていた。その時のことが今昨日のようによみがえってきた。
とにかくいろいろなな思い出のあるradio-iがなくなった。なくなってしまった今、radio-iから得たものは思いを巡らすと「音楽を楽しもうとする気持ちを持つ」事なのかなと思う。radio-iがなくなり、その選曲をひきついでくれている局はないけど、でもその中で自分が気にいる音楽をみつけ聴き続けていくこと・その姿勢を持つことが大切なんじゃないかとおもっている。