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2014 鎌倉・江ノ島2日目

鎌倉・江ノ島2日目です。

おはようございます。朝モスです

ホテルの中にやたらと店が多かったんですよ。不動産屋・モスバーガー・サイゼリアなどなど・・・。その中でモスバーガーを選びました。モーニングセットがあってなんかよかったです。

江ノ島行くで

海風もなく、寒くなく橋をわたって江ノ島に。「エスカー」というエスカレーターにのってまずは江島神社(えのしまじんじゃ)辺津宮(へつみや)にお参り。奥に進むとこんな景色が。

ちょっとした庭園が、その中に「日本唯一のフレンチトースト専門店」が、そそられるけど今食べたら「生しらす丼が食べれなくなる。」必死に素通り。

江ノ島シーキャンドル。2002年に江ノ島電鉄100周年記念で立てた灯台。鎌倉・藤沢・湘南と見えるが、位置関係がいまいちつかみにくい。富士山は見えたけど霞んでいた。

やっと開けた。浜辺だ。浜辺だ。岩屋巡り。洞窟。句碑。石仏。浦島太郎。ひーこら歩いてきたかいがありました。岩屋巡りのあとは生しらす丼。しらすがこんなにおいしいとは思わなかった。絶景を前に夢中に食らう。あっという間にごちそうさま。



岩屋めぐりをしました。今から遅い昼からです

帰りに「福石」に立ち寄る。江ノ島にこもり断食をしていた杉山和一さんが満願した日に倒れてしまい、夢から覚めた日に手にしたた竹から新たなはりの技法を思いついた。それを偲んだ石碑だった。

仲見世で食べあるきをしてたら、4時。一刻もはやく湘南に行きたい。ここで諦めたら、ここにきた意味がなくなる。タクシーを捕まえるも、「電車で行ったほうが早い。」とのことだった。数年前この地域に行って「道が混む!」ことをすっかり忘れていた。結局江ノ電の最寄りまで行ってもらったのだが、タクシーの運転手さんといろいろ話をした。天候の事・台風のこと・・・。本当にこういうのって楽しいしありがたいなと。聞きにくい声なのに、気持ちを察してくれていろいろ教えてくれた。

江ノ電に乗り、再び鎌倉へ。鎌倉で逗子マリーナ行きを待つ時にはどっぷり日もくれていた。待ちきれずアプリで湘南ビーチFMを聴き始める。いつもの竹下由起さんの声。たまたま見つけた湘南ビーチFM。つけるといつもいつもいい音楽(AOR プログレ・・・)が流れている。その中の“SHOUNAN BREEZE”はほぼ毎週聞いている。知らない曲がほとんどだが聞いていて気持ちがいい。ツイッターでもいろいろやりとりをさせてもらっている。本当は3時頃から行くはずだったのに。放送時間は日曜お昼12時から6時 6時が迫っている。

まにあうのか #beachfm

逗子マリーナについた。ヨットハーバーだ。フロントの人に声をかけてスタジオに案内してもらう。由起さんがしゃべっていらっしゃる。ラスト1曲に間に合うか間に合わないかのタイミングだった。キマグレンの生放送待ちの女子に圧倒される。あと数分の“SHOUNAN BREEZE”を見守る。放送が終わり、スタジオを急いで出る由起さんに驚く。やっと言葉がかわせた。想像通りの方だった。あいさつをしてバスに乗る。滞在10分のことだった。

あとは、帰るだけ。鎌倉から横浜へ。電車の混み方が半端ない。横浜から新横浜へ。微妙に長い。旅を振り返ったり・・・。

新幹線に乗る。BGMはFM802のSUPER J-HITS RADIO。ツイッターをみたりFBみたり。浜松を超えたあたりでFBにもうすぐ帰名すると書き込んだ。金山でラーメン食べてお開き。

あっという間の二日間だった。帰宅直後FBにも書いたのだが、首都圏の人の多さには驚いた。なにより、ずっと行きたかった湘南アリーナにもいけよかった。またいつか。また日曜日に。


(2)障害のある人と・・・ 【伝えるってナンだ? 情報保障から考える】

「伝わるってナンだ? 情報保障から考える」の2回目です。2回目は、“障害のある人と情報保障”を対談形式で考えていきます。

Chabin(以下、C):
よろしくお願いします。まず、自己紹介をお願いします。
ヨッシー(以下、ヨ):
名古屋市に住んでいますヨッシーです。現在は、名古屋盲人情報文化センターで点字出版の仕事をしています。今回、大学時代から今までを振り返る良い機会になればと思います。よろしくお願いします。

点字出版って・・・

C:
点字出版って何をやるのですか。
ヨ:
えっと広報や各種お知らせなど、自治体や企業からの点字版の受託物制作、新刊本の発行やら、 点字名刺、案内板などの点字サインの監修、 UV加工など。
C:
やることおおいですねえ。 点字サインにJIS規格があるとか聞いたことあるんだけど・・・。
ヨ:
2006(平成18)年に、公共施設や設備における点字の表示原則や表示方法について定めたJIS規格「高齢者・障害者配慮設計指針―点字の表示原則及び点字表示方法―」が公表された。2000年には、点字ブロックの標準化(JIS規格化)が公表されたかな。2002年に社会福祉法人日本盲人社会福祉施設協議会が公表した「視覚障害者の安全で円滑な行動を支援するための点字表示等に関するガイドライン」って本は手元にあって読んでいる。
C:
それ、気になるかも。何が書いてあるの?
ヨ:
案内板の中の階段や改札口などのサインはこの記号を仕えとか、凡例は左上とか・・・。



点字に関する資格

C:
点字に関する資格があるとか?
ヨ:
点字技能師か。 点字指導員もあるかな。
C:
どういう資格?
ヨ:
点字に関する卓越した知識・技術を有する方に対して資格を付与することにより、点字関係職種の専門性と社会的認知度を高め、合わせて点字の普及と点字の質の向上を図り、視覚障害者に的確な情報を提供することを目的とする。点字指導員は事前課題と3日間の講習と最後に試験に受かれば認定されるよ。

読み上げ機能があるけど・・・

C:
今パソコンとかケータイとかの読み上げ機能とかあるけど、そんな中でも点字にする意義ってどこにあると?
ヨ:
やっぱり音声だと受動的な情報入手になるから聞き流すならいいけど頭に入りにくい。 勉強や本を読むなら、点字が理想。すぐ戻って確認できたり、読みたいところにすぐいけたり、自分のペースで読み進めることができる。人の名前とか聞きにくい言葉は、間違えて聴いて覚えてしまうこともあるし、点字なら確実。まあ音声も好きだけどね。点字を読むより、聴くほうが速度的に早く読めるからたくさん情報をしれた気になるし。まあ理想をいえば全部点字で読みたいけど、点字はかさばってしょうがない。
C:
大学の数学だけは手書きでノートしていたな。 パソコンだと頭にはいらない気がして。 数式をパソコンで書く方法もあるけど。
ヨ:
自分も数学は帰ってから点字で打ち直したりしていたな。

対談後記

少し、gdgd感が残りました。今回は、視覚障害・点字に焦点を当てました。点字の世界は本当に奥深そうです。最後もちらっと出てきましたが、この時はこの方法で、あの時はあの方法でと、その時々でやり方を変えることで広がる世界はとてつもなく大きいです。

この「伝わるってナンだ? 情報保障から考える」は毎月第3木曜の夕方に更新していきます。次回は、在日外国人と情報保障について対談形式で考えていきます。

(1)プロローグ 【伝えるってナンだ? 情報保障から考える】

自分には肢体障害がある。小学校に入る前からワープロを使っていた。筆記が遅く、それをワープロなりパソコンが障害をある程度カバーしてくれている。高校3年からは、ワープロで授業のノートを取り始めた。では、他の障害をもつ人は?大学で情報と福祉の両方を学びたいと思い、そういう学部・学科に入ることができた。

入った学年には、肢体・聴覚・視覚に障害がある学生がいた。この年から、その学部初の講義中の情報保障(知る権利を保障すること)がはじまった。講義中の情報保障を紹介すると、聴覚に障害がある学生に対しての、講義中の教授の言葉を書き取る<ノートテイク>・視覚に障害がある学生に対しての板書を読み上げる<リーディングサービス>などがある。ノートをパソコンで作っていた自分は、視覚に障害がある学生にノートをメールなどで後日送っていた。スクリーンリーダーというソフトを入れれば、パソコン画面の文字情報を読み上げてくれる。こうした場面を日常的に見ることで、障害をパソコンがカバーする可能性を体感できた4年間だった。

卒業後いくつかのホームページ制作や運営に関わった。その中で、もちろんWEBアクセシビリティーにも配慮してきたつもりだ。でも、年々WEBアクセシビリティー特に画像に対して文字情報をつけるalt属性の文章を考えるのが、自分の中で雑になってきたなあと思った時がある。大学時代に日々感じてきたことを忘れているなあと思うわけである。

そんなことを考えていたら、去年放送された<聞いて聞かせて ブラインド・ロービジョンネット>で澤村祐司さんと穴澤雄介さんが、「車で移動すると、どこまでも同じ音だから地理感が分からない。電車だと、鉄橋もあるし停車する駅を順番に言ってくれるから、地理感が持ちやすい。」と対談されていたことを思い出した。



聴覚に障害がある人も視覚に障害がある人も電車内での睡眠には、人一倍気を使うそうだ。起きた時、自分がどこにいるかがわからなくなるというのがその理由らしい。自分もよく電車で乗り慣れてない場所に行くことがある。電車ですっと寝てしまい、起きた時降りる駅を過ぎていないかひやりとしたことがある。

情報というものは、一度知ってしまえばなんてことはないことがほとんどだ。その情報取得の場面で、何かしらの差しさわりを抱えている人もいる。この連載ではそうした側面から、「伝える」について考えていきたいと思っている。

この「伝わるってナンだ? 情報保障から考える」は毎月第3木曜の夕方に更新していきます。次回は、障害のある人と情報保障について対談形式で考えていきます。