垂井 オアシス紀行

縁あって去年何回か岐阜・垂井に行った。行く度に"垂井"が好きになっていって「暖かくなったら」垂井に行こうと思っていた。その時に「オアシス紀行」というウォーキングイベントを知り参加して見ることにした。

垂井というとこ

岐阜県大垣の隣にある町。名駅からJRで40分ぐらいの街。すぐそこには伊吹山が迫っているが、田舎というイメージではない。そこがとても気に入っている。

名古屋を出た時には晴れていたのに、大垣あたりで曇り。垂井についたら雨・雨・土砂降り。確かに予報通りだが、徒歩移動なだけに先が思いやられる・・・。

出発時には晴れた。さあウォーキング開始! 梅が咲きつつある線路脇を進む。まず最初に見せてもらったのは「マンボ」。地下水を農業用水や洗濯に使うべく作られた横井戸。地盤が弱く機械がない時代の工事は命がけだったそう。

雲が広がり、小雨が降ってきた。目の前には泉が見えてきた。「垂井の泉」というらしい。近寄ると泉で洗ったネギを焼いた「ねぎ焼き」の準備をしてくださっている。みそをつけてどうぞなんてかゆいところに手が届くとはこのことなのではないか。早速、食す。ネギが甘い。とれたての野菜ってうまい。


ネギに味噌

ねぎ焼き


春ですねえ。


うめ。

しばらく行くと春らしい天気に。ちょっとお手洗い休憩。梅がきれい。

椿

足利尊氏が一時的に避難したと言われる場所にも立ち寄った。


旧中山道に入る。曇ってきた。街道時代からのこっている古民家の前で、乾燥時の火事を防ぐ「濡れむしろ」を見せてもらった。垂井は伊吹山が近く北陸の天気を見ながら生活しているそうだ。伊吹おろしもひどく乾燥もひどいとのこと。


昼食は「麦とろろご飯」。とろろのだしの味もしっかりついてて美味しかった。


古民家 外から

古民家 油商売を営んでいた。


古民家を見学させてもらったり、ねぎ焼きを食べさせてもらったり、垂井に住んでいる人たちの生活の一端がしれたウォーキングだった。また垂井の魅力を知れて幸せな半日だった。またいこう!


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